2016年度カナダ海外語学研修

カナダでの語学研修に参加する30名が全員無事に本日関西空港より出発しました。

空港でのチェックインの諸注意でも、真剣さと期待が入り混じっていました。

たくさんの保護者の皆様にも見送られ、英語だけではなく多くのことを学んできてくれると思います。

 

カナダ研修バンクーバーに無事着きました。

先ほどバンクーバーのホテルに入りました。参加しているみんなは元気です。時差があるので疲れている人もいるとは思いますが。たっぷり映画が見れると思っていましたが、結構睡眠がとれました。写真は台湾での乗り継ぎの時の様子と、バンクーバーでの20時過ぎの夕焼けです。

 

カナダ研修2日目から3日目

カナダの研修が始まって3日目が終わりました。昨日はバンクーバー市内の観光をして、きれいな街並みを満喫しました。キャピラノ吊り橋では皆がこわごわとわたっていました。その後、ホストファミリーとの対面があり各自の家へ移動。
今日は朝から英会話レッスンでクラス分けがあり、バディーも参加してもらって講義を受けました。昼からは近くのスーパーマーケットでお買い物でした。日本へのお土産をさっそく買っている人もいました(バンクーバーを後にするのは11日後ですが)。

 

カナダ研修5日目です

毎日のプログラムが楽しく進められています。午前中の時間で今度のシニア施設の訪問のための練習が始まりました。英語のスピーチそして、パーフォーマンスの練習をしています。もちろん先生からの指示は英語ですが、みんな何とか聞き取れているようです。昼からは、ファーマーズマーケットに行って、ブルーベリーのピッキングでした。本当に喜んでいました。
日記を見ていると、それぞれのファミリーでさまざまなもてなしを受けているようです。朝、学校に来るときは眠そうな顔をして登校する人もいますが、学校からの帰りに迎えに来てくれた時には、ホストの人が迎えに来てくれてよかったといううれしい顔をしてみんな帰っていきます。
写真は昼休みの芝生の上でのランチタイム、そして、ブルーベリーのピッキングです。

 

ホストファミリーと2晩過ごして(カナダ)

本日も本当に良い天気でした。特に昼からのアクティビティーは暑かったです。
午前中の英語の授業も、ゲームを入れながら楽しく進んでいます。
『ホストの人といろんなことをもっと話をしたいのにどのように話をしていいのかわからない。』という意見が出てきています。これって、本当に素晴らしいことですね。まずは、話をしたいという思いが大切で、そこから、みんなが今まで習ってきた英語の知識やすべての経験を総動員して何とか話をしていくんですね。ぜひ頑張ってほしいものです。
写真は英語の授業時の買い物ゲーム・昼からのアクティビティーでの金採掘の体験・それと、学校の近くで咲いていたタンポポ(これこそ西洋タンポポですね。)

カナダ6日目

暑い日が続いています。私たちが行くまではVancouverの夏はいつ来るの?というような状態であったらしいのですが、いっきに夏が来たと現地の人たちも言っています。でも、良い天気なのでEverything is OK。今日も午前中は英語の授業をして、昼からはKANAKA CREEK REGIONAL PARKにて、Nature walkを楽しみました。森の中を約1時間ほど歩いたのですが、本当に気持ちよかったです。途中でCreekに入りました。本当に冷たかったです。でも入った人は気持ちよかったといっていました。
自分の話している言葉が通じて家族の人と話ができてうれしい、という人が増えてきています。うれしくなるともっと話したくなりますよね。モチベーションが上がります。そうするとますます前向きに進んでいきます。こうなればしめたものですね。今後が楽しみです。写真は学校の様子。KANAKA CREEK REGIONAL PARK近くの鮭の養殖場、それとParkを歩いているところ。そして、Creekに入った時の写真です。

カナダに来て1週間たちました。

本日は5回目の英語の授業、生徒たちは楽しく勉強しています。写真は授業の中で宝物探しゲームでお菓子を見つけた瞬間です。様々な行事もありますので、英語の授業としては後3回になりました。授業の中で、生徒たちにとって聞き取れない先生の言葉もあるかもしれません。しかし、まわりの皆の力をかりながら解決しているようです。一人ではハードルが高くても、皆で考えると乗り越えられることって多くありますよね。『これはどういうこと?』と、みんなで聞きあいながら進んでいるようです。素晴らしいことです。
ホストの人とのコミュニケーションはそうはいきません。自分で何とか言葉をひねり出して伝えようとしているようです。それもまた素晴らしいことですね。
昼からは、老人ホームを訪問しました。はじめに館内の案内をしてもらってから、みんなで発表をしました。代表生徒の挨拶、日本とカナダの国歌の斉唱、ダンスの披露、少林寺拳法の披露、リフティングと続きます。その後、折り紙で交流を持ちました。喜んでくれていたと思います。生徒達にとっても、英語を話す機会にもなり、さらにはお年寄りの方に接するという意味でも素晴らしい経験であったと思います。
明日からはweekendでそれぞれの家庭で過ごします。こちらは8月1日(月曜日)も休日ですので、次に生徒たちに会うのは火曜日になります。3日間の休日です。
Have a nice weekend. と言って別れました。次に会うときには、いろいろな経験をしてきたことの話をしてくれることでしょう。

 

まだまだ続くよカナダ研修。と思っていたらあと2日

今日は一日観光でした。Vancouverの町は10日前に半日観光をしましたが(なんと10日も前なんですね)、ゆっくりと見て回るのは今日が初めてでした。でも、あんまり時間はなかったというのがみんなの気持であったようです。9時に学校を出発して16時にはホストの方が学校に迎えに来てくれます。そして、Vancouverの市内までバスで片道1時間(実際には混んでいたので1時間20分ほど)はかかるので、見学をしてお土産を買うとなるとどうしても時間は足りなくなってしまいます。時間が少ないと思った人には、次回カナダ゙に来る楽しみにとっておいたら、と答えておきました。次に来る機会は自分で心がけて作りましょう。まだまだ人生長いですからいろいろな経験ができるはずです。もちろん、カナダでなくてもいいのですが、この語学研修の経験をぜひいかしてください。
本日ガイドをしていただいた方は、20年こちらに住んでいるという日本人の方でした。緑も多く住みやすい街であるといっていました。英語を勉強したいという動機で来られたという話をお聞きしました。日本を飛び出してきたそうです。決意してこられたんだなあと思いながら話を聞いていました。
本日訪れたのは、ガスタウン、スタンレーパーク、そして、グランビルアイランドです。初日のキャピラノの吊り橋の観光をしたことを入れると、主なところの観光はできたと思います。
写真は
Vancouverに向かうバスの中から。(車の走っている車線は日本と違いますね。)
ガスタウンの集合場所で。(蒸気時計だそうです。音を聞きました。)
アラスカ行の豪華客船。(今度来るときはこれに乗ります。)
スタンレーパークのトーテムポール前で。(何回目かの集合写真)
グランビルアイランドでのマーケットで。(色彩豊かで絵になります。)

PS 本日の植物紹介

CAT-TAIL
猫のしっぽ、ということなんですが、これが日本でいう『ガマ』のことだそうです。確かに猫のしっぽに似ていますかね。水のたまったところにはえていました。
もうひとつ、しっぽシリーズ。

HORSETAIL
これなんだと思います。なんと『スギナ』のことです。でも、こちらでは二種類あるようで、75cmにもなるような大きなのと、30cmぐらいの二種類です。日本にあるのは30cm未満です。写真は75cmにもなるようなスギナのおばけのようなものです。はじめ見てびっくりしました。馬のしっぽ?でも、『ガマ』の穂のほうが『スギナ』より大きいのですけどね。『ガマ』が猫で『スギナ』が馬なんですね。なんか逆のような気がします。

 

カナダ最終日の報告です。さあ、これからが大事。

最終日には英語の授業あった後、4時からフェアウエルパーティーでした。プログラムは写真にありますが、日本とカナダの国家をうたった後、この2週間の修了書をもらいました。皆もカナダでの日々の生活を思い出していたことでしょう。そして、英語の授業のクラスごとに劇を披露しました。傘地蔵の話と原爆の話です。そのあと、ピザやケーキ(写真)を食べてホストの人と交流した後、いったん家に戻り21時に学校に集合して空港を目指しました。名残を惜しんで別れます。日本に帰りたいけど帰りたくないという声があちこちから聞こえてきます。飛行機に乗ってからは、11時間の、台湾での待ち時間4時間そして、日本への3時間ので帰ってきました。日付変更線を越えるので、日にちの感覚が難しいです。
皆も、いろんな経験をしてきたと思いますが、その経験を今後に生かしてほしいと思います。この経験は始まりです。これからの自分の目的のために生かせるように考えることが大事です。でも、まずはゆっくりと休んで日本での生活に備えましょう。私は、今日(8日)は時差ボケで頭の痛い一日でした。皆もそんな調子かもしれません。でもこれは、カナダの生活に溶け込んでいたという勲章ですね。
カナダ研修のブログですが、この2週間読んでくださりありがとうございました。楽しみに読ませていただいていましたというお言葉も空港でいただきました。ありがとうございます。後2回ほど続けたいと思います。9月5日ごろと、15日ごろを考えています。よろしければ続けてお読みいただければ幸いです。テーマは、生徒たちの感想と、文化祭での報告の紹介の予定です。楽しみにしていてください。

PS 植物の紹介は最後かなと

COMMON TANSY
これはふつうに生えていたので、紹介しておきます。
日本名は『エゾヨモギギク』だそうです。なんか納得しますね。エゾというのは蝦夷で北海道のことです。北のほうに生えている植物ということですよね。確かに、Vancouverの緯度は北海道より上です。バンクーバーは緯度が北緯49度。大阪は34度。札幌でも北緯45度です。
北海道より上ということは本来もっと寒いので、針葉樹林ばかりになっているはずなのですが、山の中の写真や、初日に観光した吊り橋を渡っているところを見ても分かるように、夏緑樹林(広葉樹の中でも冬に葉を落とす広葉樹のことです。日本には常緑の広葉樹の林がありこれは照葉樹林といいます。)がありました。つまり温帯の領域です。そのため、森の中を歩いていても大阪の金剛山の中腹から上ぐらいの植生とあまり変わりません。本当に緑が多く多様性に富んでいます。日本人がきれいだなあと感じる風景そのものです。緯度が高いのに暖かい。それはなぜだかわかりますか。そう、暖流ですよね。
このカナダは植物の世界の分布区分でいうと、全北区に属することになります。ユーラシア大陸と北アメリカがこの中に入ります。日本もこの中にはいっているのです。今回すべての場所を見たわけではありませんが、バンクーバー市内,郊外、それと、ちょっと内陸に入った休日に行ったハリソンの風景ことを考えても、日本と同じ植物がいくつもありました。同じ植物区分に入っていることを納得しました。実際に自分の目で見るって本当に大切だと再確認しました。

カナダ研修終了してから一か月たちました。(最終回)

カナダ研修が終わって、約一か月がたちました。
文化祭本日、終了しました。高校生活ではさまざまな行事があります。みんなはその時々に行事に真剣に取り組んでいます。本当に素晴らしいことです。文化祭しかり、カナダ研修もしかりです。青春まっただなかです。


生徒のみんなにはDiaryを書いてもらっていました。さらに、自分が行ったことのまとめとして、レポートも提出してもらっています。その中にはこんなことを書いてくれています。
『このカナダ研修で学んだことは今まで以上に多いと思います。本当に行ってよかったと思えます。この研修を糧にしてこれからも勉強を頑張り、壁を乗り越えていきたいと思います。』
『私は、2週間を無駄なく過ごすことができ、研修を終えてから、将来、英語関係の仕事に就きたいと強く思うようになりました。初めは、子供たちが何を言っているのか理解するのに苦労しましたが、少しずつ会話が出来るようになり、とても嬉しかったです。私が体験したように、私の英語で人を喜ばせる事が出来るまでにレベルアップしたいです。』
『15歳で友だちと一緒にカナダに行って楽しく英語が学べるなんて思っていなかったので親に感謝しないといけないなと思いました。』
『初めての海外で不安なことが多かったですが、この研修はまちがいなく良いものになりました。来年も行けるのなら行きたいと思っています。ありがとうございました。』
『このカナダ語学研修は15日間という短い間だったけど、これからの僕の将来を考えるきっかけを与えてくれました。この研修での失敗を反省し、次につなげれるようにもっと頑張ろうと思いました。』
まだまだいろんなことを書いてくれています。報告集を作成しますので、楽しみにしておいてください。完成は3か月ほど先になります。
高校生活の日々は忙しいので、なかなか思い出す機会もないかもしれませんが、確実に生徒たちの経験として身に備わっていると思います。本当に貴重な経験でした。もちろん、私にとっても貴重な経験でした。カナダの国でいろいろな体験ができたし、参加した30人のみんなとも知り合うことができました。ありがたいことです。
私はカナダという国は3回目でした。一回目は学生時代にロッキー山脈の山を登りに行きました。2回目はスキーです。そして今回でした。毎回新しい発見があります。生徒の皆さんはホームステイをしたのですから、カナダが第二の故郷になったことでしょう。ホストの人たちと、ぜひ長く連絡を続けてください。
国のことを知るには歴史を調べることも大切です。カナダの国について調べてみると、実際自分が見てきたことと比較できるとおもいます。カナダという国は建国してから150年ぐらいしかたっていないそうです。日本の国が、大和朝廷時代から続いていることを考えると、国の成り立ちの違いがわかると思います。また、日本と違って、様々な国からの移民の人たちがいます。そういういろいろな人たちがいる中で、国として維持していくことが必要なので、工夫していることも多いのではないかと思います。これからの日本はグローバル化が進んでいくので、カナダから学ぶことが多いかもしれません。さらには、隣のアメリカと違うという特徴も持っている(持たないといけない)。そういう背景の中から、カナダの国が何を大事にしているのかということに思いをはせると、今後の日本のことを考えるにおいて発見があるのではないでしょうか。ぜひ、世界的な視野に立って物事を見つめることができるようになってください。

今回でカナダ研修のブログを終わります。
報告集(3か月先完成予定)をぜひ、楽しみにしておいてください。
長きにわたって読んでいただいてありがとうございました。(榎阪)

 

 

 

 

 

 

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