2018 SSH SGH ボルネオ研修

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第一日目

2018年7月30日 SSH SGH合同でのボルネオ研修がスタートました。1年生5名と2年生2名、教員3名の計10名で7時45分に関西空港に集合しました。前日の台風の影響も見られず、快晴の中、保護者の皆様に見送られながら出発しました。

出発します

この飛行機に乗ります

今日一日はずっと飛行機での移動でした。10時頃に出発してから17時頃にクアラルンプールに着くまでの間、機内サービスのご飯を食べたり本を読んだり最新の映画を見たりして過ごしました。一時は飛行機酔いをして気持ち悪くなった人もいましたが、なんとか持ちこたえてくれました。

クアラルンプール到着

しかしこの後さらにボルネオ島のコタキナバルまで2時間半のフライトに耐えなくてはならなく、最終的に日本時間で22時をまわった頃に無事到着しました。

コタキナバル到着

コタキナバルでは現地の方にお出迎えをしていただき、夕食会場まで黄色くて可愛いバスに乗せていただきました。バスの中では現地の通貨のことやトイレのことなど、教えていただきました。

夕食会場はとても遅い時間だというのにとても活気があって魚やエビ、カニが生け簀の中でたくさん泳いでいるようなところでした。明日からの本格的な研修に向けて気持ちを高めて臨んでくれると期待しています。

最終的にホテルに着いたのは24時前でした。移動でかなりハードな一日でしたので、よく休んで下さいね。では、Selamat malam.

第二日目

2日目は朝からかなりの雨でした。マレーシアは今、乾季なのですが何故かどしゃぶりで、どうなることかと思いましたが、みんなの気持ちが通じたのか、ちょうど出発時間に止んでくれました。

本日の研修は地元サバ大学で行いました。こちらの時間で10時(日本との時差は1時間)からROBERT 先生による熱帯雨林の環境とエコシステムに関する講義を受けました。サバの気候や動植物の紹介をしていただき、日本の環境との違いをみんなで探しながら、環境汚染の原因を考えていくというとても意義深い講義をしていただきました。

その後、サバ大学の大学院生との交流の機会を頂き、全員の自己紹介の後、グループに分かれて大学院生の方たちによる研究の解説(キノコや菌類、植物などの研究)や質問、日本との違いなどに関してとても活発な意見交換ができました。

そして大学の資料館を案内していただいた後、お昼は用意していただいたマレーシア料理をいただきました。赤いスープは少し辛く、苦手な人もいたようですが、ご飯にかけて美味しくいただきました。

お昼過ぎからは、待ちに待った野外研修でした。樹木の種類と密度、成長度を数値化する方法を大学の先生や大学院生の方々から実習形式で教えていただきました。また、大きな網を手に昆虫採集を行いました。日本では見られないような種類の昆虫を探し回っていると、あっという間に時間が過ぎてしまいました。まだまだ時間が欲しかったですね。

次は集まった昆虫たちを持ってセミナールームで標本作りをしました。手順を丁寧に教えていただいたので、みんなかなり精巧な昆虫標本を完成させることができました。

そしてさらにその標本を乾燥させるために低温オーブンに入れ、あとは待つだけとなりました。最後に大学の収蔵庫に入れていただき、とても貴重なコレクションをたくさん見せていただきました。特に、カブトムシやチョウ、アリについては色や形状、大きさなどの点で衝撃的だったのか、時々歓声があがっていました。

ホテルに戻ったのは17時頃でしたが、時間が過ぎるのが本当にあっという間で内容の濃い一日でした。それから地元で有名なビーフバーガーを夕ご飯に食べに行き、ホテルに戻って二日間の感想や明日以降に向けての意気込みを語り合ってお開きとなりました。

毎日盛りだくさんのプログラムが用意され、非常に有意義です。みんな次第に積極的な発言や行動が増えてきたように感じます。明日も素晴らしい経験が待っているはずです。楽しみですね。(食べ過ぎには注意しましょう。)

 

第三日目

本日は朝からとても良い天気でした。午前中は州立Rokkawi Wildlife Parkに行きました。ボルネオ保全トラストの岸優子先生にご案内していただき、色々と現地のことについてお話しいただきました。

2013年にプランテーション拡大のために親ゾウを毒殺されたボルネオゾウ達を含め、ボルネオ島のたくさんの動物が育てられてます。

ここでは、パームオイル農園拡大のため、生きられなくなった動物たちが集められてきており、彼らのことから環境について学ぶ機会が与えられ、また、触れ合うこともできました。熱帯雨林がそのままの環境であるため、木の種類も珍しいものが多く、さらに突然の雨にも出会いました。

十分に動物との触れ合いを楽しんだあと、サバの市街地に戻り、ニョニャ料理(マレー料理と中華料理の融合したもの)を食べました。メニューから自由に食べたいものを選びましたが、味の想像ができないまま注文したため、ドキドキしました。ニョニャ料理は優しい味付けで、日本人の味覚にあっていると感じました。

食べ終えた後は岸先生からボルネオの環境や動物たちを守る活動について熱くお話しをしていただきました。その動物たちに先程まで実際に触れ合っていたからこそ、みんなその実態を真剣に考えることができました。

そして午後からは車で2時間かけて熱帯雨林原生林の広がる蛇行河川クオリス川まで行き、リバークルーズを行いました。

川岸の森林の動きに目を凝らし、変化があるところで接岸して野生動物の観察を行いました。幸運にもテングザル、ベッカムザル、カニクイザルたちに出会うことができました。特にテングザルのボスザルにはとても頼りがいのある風格を感じました。

船着き場に戻ってきて、夕ご飯をいただきました。

そして再び船上へ。今度は日も落ちて暗闇の中、ホタルを見るのが目的です。

残念ながら写真での撮影は上手くいきませんでしたが、ある特定の木に集中しておそらく何百匹ものホタルが点滅を繰り返す様子に出逢うことができました。船上の赤いランプに誘われてホタルたちが自然と手の届くところにやって来てくれる様子は幻想的でした。現地に来た人のみが味わえる感動の瞬間といえます。みんな、来てよかったと思ったはずです。さらに帰港の途中で思わぬ出逢いがありました。といっても目の良い観察眼のある人が数名見えただけですが、体長2mほどのワニだそうです。

写真の中にワニがいたようですが、筆者にはわかりませんでした。

それから長い帰途につきました。生徒たちは帰りの車で疲れて眠るかと思っていましたが、現地での話に夢中になっていつの間にかホテルについていました。本日も楽しく体験できた一日でした。

 

第四日目

本日は朝から半日かけて200km離れたモンゴルバル村に移動し、ホームステイを体験します。

途中のマーケットででお昼ごはんを食べました。

その後さらに現地までの道のりの途中でJIKAのスタッフの永岡愛さんと合流し、JIKA の施設でマレーシアにおける青年海外協力隊の活動について勉強しました。

そして険しい道を進んでいき、ようやくモンゴルバル村に到着しました。まず、インフォメーションセンターで現地の人たちによって制作された手工芸品の販売会場でお土産を購入しました。

ここからはホームステイです。教員も含めて2つのホストファミリーに分かれて受け入れていただきました。

2つのご家庭は川を挟んですぐに橋で行き来ができる位置にありました。大自然の熱帯雨林の中で一日を過ごせるため、みんな楽しくて楽しくて仕方がない様子でした。川遊び(マンディー)であっという間に時間が過ぎました。

気がつくとご飯の時間になっていました。ご飯をいただいた後、ホームステイ先の人たちと英語、マレー語、ムルット語、日本語でたくさんの言葉をどのように表現するか、ボディラングエッジを駆使しながら楽しくコミュニケーションをとりました。特に通訳もしていただいた永岡さんはたった一年半でこちらの言葉をマスターし、現地の人と冗談を言い合ったり子供の遊び相手をしたり、そんな様子はとてもカッコよく、生徒たちは大きく刺激を受けたようでした。夜はみんな一つの場所に集まって陽気にお祭りのような時間を過ごしました。みんな自分たちで考えて時間を使い、次の日のダンスの練習をしたり、キャンプファイヤーをしたりしました。また、突然の大雨にも驚きましたが、こちらでは日常的なことだそうです。夢のような時間が終わり、宿に戻って眠りにつきました。

 

第五日目

それぞれのホームステイ先で目覚め、朝ごはんをいただき、お家の裏山にあるゴムの木から樹液をとる方法を体験させていただきました。上手く木を削らないと効率よく樹液を集められないので、失敗しないように丁寧に作業をすすめました。

その後、みんなでモンゴルバル村の小学校を訪問し、歓迎を受けました。挨拶のあと自己紹介を行い、数日間猛練習を積んできたダンスを披露しました。女子3名グループと混合グループ、ソロダンス、先生による能舞など、とても喜んでいただけたと思います。その後、小学校5.6年生による民族ダンスを見せていただき、最後はそのダンスに混ざり、みんなで踊る一体感を楽しませていただきました。

次にとなりの芝生へ一斉に飛び出し、こちらで用意した大きなシャボン玉を作る装置で見本を見せたあと、小学生たちにもシャボン玉を楽しんでもらいました。いつの間にか、鬼ごっこやヤシの実投げ、木登りなどでじゃれ合ったり、あやとり、指笛などを教えたり教えられたりと、夢中になって過ごしました。

たくさんの小学生と疲れ果てるまで遊んだあとは、もう一度ホームステイ先に戻ってご飯をいただき、最後の川遊びをして、ホームステイ先の方々にお別れをし、吹き矢体験をしてから、コタキタバルまでの帰途につきました。途中でお世話になった永岡さんともお別れををしました。

また三時間の長旅となりましたが、ようやくホテルに戻り、夕食は海鮮ビュッフェのお店に行きました。このお店では舞台で民族舞踊を見せていただき、ダンスや吹き矢の飛び入りを呼びかけられ、参加したいと手を挙げる生徒の姿に強い積極性とみんなを楽しませたいという気持ちを感じました。

食事が終わり、ホテルで最後のミーティングを1時間以上かけて行いました。それぞれがこの研修で得たことをしっかり話し、今後に生かしていきたいという意志を伝えてくれました。明日はいよいよ最終日、最後の活動を楽しみに、また無事に日本に帰れますように。

 

第六日目(マレーシア最終日)

本日は朝から博物館に行き、マレーシアの文化や歴史、自然について勉強しました。ホームステイでお世話になったムルット族は昔、首狩りの風習があったこと知り、とても驚きました。また、日本の統治下にあった第二次世界大戦時、日本人によってなされたことは許されることでなく、現在のマレーシアとの友好関係はマレーシア人の心の広さから来るものだということがわかりました。他にも様々な分野で自分の興味のあることに関して学んでいました。

この後、コタキナバルで最後の食事に向かいました。中華系の方々がたくさん住んでいる区域の近くで飲茶をいただきました。

それからスーパーマーケットやお土産屋さんによって空港に向かい、大阪までの帰路につきました。

最後にコタキナバルで六日間ずっと私達を見守り、引っ張っていただいた旅行会社HISのジェームスさん、本当に心強かったです。ありがとうございました。

これにて研修終了、ブログ更新も終了となります。すべてのプログラムが滞りなくできたこと、目立った体調不良もなく全員無事に帰阪できたことは良かったです。今回、様々な貴重な経験をさせていただいたコタキナバルの方々、モンゴルバル村の方々、保護者の方々、その他すべての方々に感謝いたします。ありがとうございました。

 

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