2019.6.1-8. 高大連携講座 報告

大学の先生を泉北高校にお招きし、90分の講義を聴く『高大連携講座』は、2年生総合科学科120名全員と、1年生総合科学科のうち、「科学探究基礎」を受講している生徒が受講します。
高校での学習内容を超えた大学での授業を体験し、最先端の科学技術や研究課題に触れることを目的としています。進路意識や自然科学に対する知的好奇心も高めることができ、さらには、課題研究のテーマを決定する時期に、大学の先生から研究の過程を詳しく聞くことで、テーマの決定や、実験計画の立案において参考にすることができると考えられます。毎年、6月の3回の土~日曜日の午前・午後に合計8講座を設定しています。生徒たちは希望の講座を選んで参加しています。この事業は今年で14回目となり、生徒にはやや難易度の高いものもありますが、今までに授業で習得した知識がこれからの大学での勉学にも役立つことを理解し、授業に対する意欲を高めることができていると考えています。

今年度の講座
・無理数の世界
・食品と石油の分子科学
・草むらにすむ日本最小のネズミ、カヤネズミの生態と保全
・細胞の老化を染色体から探る
・伝統技術と最先端バイオ技術の融合により進化する発酵産業
・温暖化した現在の地球気候を過去から眺めてみると
・動力とエネルギー(エンジンの分解組立実習付き)
・国際宇宙ステーションと宇宙環境

以下は、その報告です。PDFが表示されない方はこちらをご覧下さい。