科学系クラブ・サイエンス部の活動

 

(5)科学系クラブ サイエンス部の活動

 

平成18年9月に13名でサイエンス同好会が発足した。SSH事業が校内に浸透していくとともに、平成20年度からは正式にサイエンス部として認められ、活動を継続している。令和元年度は14名(2年5名、3年9名)で活動を開始し、4月に新入生が6名加わり、合計20名となった。

自然や科学研究に高い関心を持つ生徒の自主的な研究を発展させるために、活動の成果を外部の研究発表会などで発表するなどの機会を増やして、サイエンス部での活動を推進している。また、地域の中学生や小学生対象の「泉北科学教室」などにおいて、理科教員のTAや講師として小中学生を指導しており、科学的知識の習得の大切さに気づき、理科の学習への意欲を高め、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力を高めることができている。さらには近郊の科学教育施設を訪問するサイエンスツアーもサイエンス部が企画して一般の生徒を募集して実施している企画を行っている。

 

  • ビオトープ池のプランクトンの継続観察

本校の校内には平成17年9月末に完成したビオトープ池があり、サイエンス同好会の結成前から数名の生徒が、ビオトープ池の生物観察や環境条件(水温・pH・水位など)の測定に加えて、定期的にプランクトンを採取して観察を続けてきた。今年度で15年目となるが、それらの結果を「大阪府生徒研究発表会」でポスター発表したり、「私の水辺泉北交流集会」でも口頭発表を行っている。

  • SSH通信の作成

SSH通信は、本校生徒や保護者などへのSSH事業の広報のために、平成18年度より発行しているもので、B4判で両面印刷とし、総合科学科の全生徒と本校を見学する中学生や関係者に配布している。初年度は教員が執筆したが、平成19年度以降はサイエンス部のメンバーが広報委員となってテーマの選定・執筆分担・原稿の執筆を行っている。部員たちが企画・執筆を担当し、SSH事業の取組の紹介と、それに参加した生徒としての感想をまじえた生の声を伝えてもらっている。(過去の取組の項目を参照)

  • サイエンス部合宿の実施

今年度は夏季休暇中に、和歌山県下津の白崎海岸で合宿を行った。1日目は、灯火採集や天体観測を行い、2日目は池ノ島の海岸で海岸生物の採集や観察などフィールドワークを行った。

  • 第7回放射線セミナーでの研究発表

大阪科学技術センターで開催される「放射線セミナー高校生サマースクール」に毎年参加している。この催しは平成24年度から行われており、各校が「放射線」に関するプレゼンテーション能力を競うもので、本校サイエンス部は第1回から毎年参加している。大阪府立大学の先生方から事前指導も受けて、スライドを作成して発表を行ったが、一つのテーマについて深く調べて、参加する高校生に分かるように発表することはよい経験となっている。

  • 学校祭文化の部での展示

文化祭では、小学生向けの科学実験を行ったり、DNAモデルの販売などを行い、科学的なアプローチを行って、来場者に興味関心を引き起こすことができている。

 

⑥ 各種科学教室の講師

様々な科学教室において、参加者の小学生や中学生に実験の指導を行っている。参加者にどのように伝えるかを考えることによって、プレゼンテーション能力が高まっている。もちろん、参加者には好評で喜ばれている。(各種学校外実験教室の項目を参照)

⑦ サイエンスツアーⅡの企画運営

学校主催のサイエンスツアーⅠについては、夏休み中に一泊二日で東京方面で実施しているが、近畿圏で日帰りの研究施設などを見学する企画をサイエンス部員で企画運営を行っている。自分たちで行きたい場所を決めて、全校生徒に募集をかけ当日の案内等を自分たちで行っている。この企画では、参加者の人たちが喜んでいるのはもちろんであるが、自分たちが企画側に回ることにより、計画したことをどのように運営すると参加者に喜んでもらえるのか、という視点も学ぶことができている。

 

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