10月17日(日)、「科学の甲子園大阪府大会」が大阪工業大学大宮キャンパスで開催され、本校から参加した生徒の応援に行ってきました。本大会は、科学技術、理科、数学等における複数分野の競技を開催することにより、科学に興味のある生徒を増やすとともに、生徒の科学に関する知識や技能の向上を図ることを目的とするイベントで、今年で第11回目を迎えました。競技内容は筆記競技(習得した知識をもとにその活用について問う問題で競う)と実技競技(ものづくりの能力、コミュニケーション能力等により課題を解決する能力を競う)からなり、各校1チーム6名が挑戦します。今回は本校以外に北野、豊中、四條畷、高津、天王寺、生野、三国丘、岸和田、千里、住吉の府立高校10校と、国立の大教大附属天王寺、大阪市立から東と都島工業、私学からは高槻、大阪星光学院、桃山学院、常翔学園、大阪、羽衣学園の全部で20の高校の参加がありました。
まずは60分間の筆記競技から。理科(物理・化学・生物・地学)、数学、情報の各分野から難問が出題され、チームで分担、相談するなど協働して、その成果を競い合いました。続いての実技競技の今年の課題は「まちの小さな読書スペース」。自然光で明るく快適な図書スペースを街中に設計するというミッションで、予め与えられた様々な条件のもと、事前に模型を作成。今日の本番ではその模型についてのプレゼンテーションと照度の計測が行われました。
最後に成績発表及び表彰があり、残念ながら本校は入賞(上位8位まで)は逃しましたが、照度の計測においては全体で2位の数値をたたき出し、後で担当に聞いたところ、実技競技の成績はベスト5に入っていたとのことでした。大阪の頭脳が集まると言ってもよい本大会にて、並み居る強豪校の中、素晴らしい成果を見せてくれた本校生をとても誇りに思うとともに、その頑張りを褒め称えたいと思います。