2025.05.23. 岸和田城での調査・案内をしていただきました (55期 地学1班)。

55期3年の地学1班の生徒(由良紗織、泉めい、籔下夏帆、池田優咲、松原来実、前田美由稀)は現在、岸和田城の石垣に関する研究に取り組んでいます。

5月23日(金)の午後より、岸和田城にて、

岸和田市教育委員会郷土文化課 文化財担当主幹の山岡邦章さんと、きしわだ自然資料館アドバイザーの濱塚博さんに来ていただき、石垣の歴史や積み方、種類などについて教えていただきました。

石垣は時代や地域によって積み方や岩石種が異なっており、岸和田城は特に他の大阪の石垣に比べて見た目の特異性が目立ち、とても面白いのです。研究によって修復の歴史とともに石工さんたちの苦労が伝わってきます。

そして、当日は普段は立ち入りができない庭園の真ん中や、堀の犬走りにも案内していただき、異世界の空間を歩くことができました。6月の研究発表まであと少しの間ですが、今回の調査を踏まえた深い内容の発表をしてくれると思いますのでご期待ください。