12月15日（火）から22日（火）にかけて大学訪問研修を実施しました。この企画はSSH事業の一環として毎年実施しているもので、大学の研究の一端に触れるとともに、「課題研究」を進める上での、実験計画の立案から実施、結果の集約、研究発表までの流れについて理解を深めることを目的としています。本来であれば各大学の研究室を本校生徒が訪問し講座を受けるものですが、今年は新型コロナの影響で、Zoomを用いてのオンライン講座となりました。
対象は本校総合科学科１年生120名。今年は大阪府立大学による６講座と近畿大学による３講座の計９つの講座（＊）から各自希望するものを選択し、大学教授等からの研究室紹介と自然科学に関する講義を60分間聴講します。対面でない分、戸惑いもあるかもしれませんが、今後の学習への良い動機づけとなることを期待しています。
＊講座テーマ
①高度な科学技術を支える粉体工学
②アルゴリズムとは何か
③海中ロボット技術による海洋環境生態系のモニタリング
④光濃縮であやつる生命機能
⑤触媒化学の歴史と今後の課題
⑥どのようにして食べてはいけない魚を見分けるのか？…バイオテクノロジーを用いたシガテラ毒の微量検出法の開発
⑦恒星間旅行
⑧分光分析
⑨バイオコークス
