2022.4.29. 校外研修(2年・天神崎) に行きました。

2年生総合科学科が校外研修で和歌山県田辺市天神崎に行ってきました。

ナショラルトラスト運動で保全された天神崎は「海岸生物の採集・観察」を行うことで、生物や地学の学習に向けての意欲を高めると期待されています。

4月26日に科学探究Ⅰの授業を利用して事前研修会を行いました。本校生物科教諭による現地の生物の特徴や変遷、毒を持った生物、磯観察の方法、環境保全の大切さなどを説明し、事前指導としました。

当日の干潮時刻は10時35分、また天候は曇りだったので磯観察日和でした。

午前に天神崎に到着後、講師より説明を受けてから採集を開始しました。1班あたり4人構成で観察・採集・記録などの役割を決めて約1時間30分ほど活動しました。その後、集合して天神崎の自然を大切にする会の講師の方々より約30種類の磯の生物について、詳しく説明していただきました。

この研修は、潮間帯の生物を採集しじっくりと観察する良い機会であると考えています。生物調査のフィールドワークは、なかなかできない経験であるので、総合科学科の生徒全員が参加するこの行事はとても大切で、今後も継続していこうと考えています。生徒たちもとても良い顔で興味津々恐る恐る生物たちを触りながらすぐに慣れていきました。

 

この行事は、校長ブログでも報告されています。