2024.03.09. 貝塚市立自然遊学館で研究助言をいただきました (54期 地学1班)。

54期生 地学1班(古谷朱里・近藤睦・三宅咲来)は現在、理数探究Ⅰで「白亜系和泉層群の生痕化石」に関する研究を進めています。

たくさん発見した生痕化石について、「どのような生物が形成したのか」を解明するために、貝塚市立自然遊学館を訪ね、専門家の先生たちに当時の海底に棲んでいた底生生物や現在の海底に棲む生物などについて、色々と教えていただきました。

今回、お世話になったのは山田浩二先生と高田雅彦先生です。

生徒からの研究内容の発表の後、先生方から和泉層群の成り立ちや甲殻類や二枚貝、ウニ類が作った生痕化石の例を示していただき、発見した標本について、議論していただきました。

生痕化石は生物の暮らしていた環境や行動、化石としての残り方などによって様々なパターンの特徴を示すので、やはり一筋縄ではいかないということが実感しましたが、研究の可能性が広がり、生徒たちはこれからも粘り強く観察を続けていこうと決心している様子でした。

山田先生、高田先生、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

良い研究発表につながるように引き続き、頑張っていきます。