2020.8.1. SSH課題研究発表会 を開催しました。

8月1日(土)、SSHの「課題研究発表会」を、「国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)」を会場にして開催しました。毎年6月に実施しているこのイベントですが、本年度は新型コロナの影響で、1か所に大人数が集まるリスクを避ける必要があることと、授業開始が6月にずれ込んで十分な研究の時間を確保することができなかったことから、実施できるかどうか危ぶまれましたが、検温したり座席の間隔を空けるなど、考えうる感染症対策をしっかりと講じたうえで、時期を少し遅くすることにより、何とか開催までこぎつけました。

本発表会は、これまで「SSH課題研究」に取り組んできた総合科学科3年生にとって集大成の発表の場であり、今日は課題研究班全28班の内、10の班が口頭発表を、残りの18班がポスター発表を行いました。物理、化学、生物、地学、数学、情報のそれぞれの分野の知識や科学技能の習得と探究に意欲的に取り組んできた生徒の皆さんの成果を十分に見せてもらったと思います。中には「ラーメンのスープで植物を育てる」とか「ハムスターの記憶力」など、高校生ならではのユニークな研究もあり、楽しい時間を過ごさせてもらいました。

口頭発表後には、本校SSHの運営指導委員である松坂裕之(まつざかひろゆき)大阪府立大学大学院教授からご講評をいただきました。筋道を立てて考えることと、自分の考えを伝え他の人の考えを理解するためのコミュニケーション力の大切さについてのお話があり、生徒の皆さんの頑張りに対する温かいエールを送っていただきました。

今日は総合科学科の1、2年生も参加していましたが、先輩方の発表を見聞きして刺激を受けた者も多いのでは。今度はあなたたちの番です。今後のすばらしい研究成果を期待しています。

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