2015年 カナダ語学研修

○1日目

15名の生徒が無事関西空港よりカナダに出発しました。

 

バンクーバーに到着し、オリエンテーションを受けて生徒たちは
ホストファミリーに迎えに来てもらい、旅立ちました。
皆が少しぎこちない笑顔だったのが印象的でしたが、
優しそうなホストに迎えられ、良い顔をしていました。

明日は休みなので目一杯楽しんでくることでしょう!

○3日目

 

○4日目

語学研修も4日目になり、疲れてくる生徒、馴染めてくる生徒、それぞれですが、学校に来ることは楽しいようです。
授業も慣れてきて、積極的に話す生徒が増えました。

ゲームや歌を交えて、笑い声が絶えないクラスです。

午後からはフォート ラングレーに行きました。先住民や開拓者の話を聞き、当時の世界に思いをはせていました。
コスプレもして楽しい一日を過ごしました。

 

 

○5日目

今日は午前中いつもの語学研修を受けました。ホストファミリーとも
打ち解け、かなりいろんな話をしているようです。
平日ですが、サマーホリデイなので映画に連れて行ってもらったり、
その他いろんなアクティビティをして楽しんでいます。

授業の後校庭でバディの子たちと一緒に鬼ごっこをしていました。
心身ともにリラックスできてきています。

午後からはファーマーズマーケットとベリーファームに行きました。
オーガニックの物や、かわいい商品に生徒たちはテンションを上げていました。

 

 

○6日目

今日は午前中に千と千尋の神隠しを英語で観て、午後のアクティビティの
イメージをつかみました。
午後からはネイチャーウォークに行き、原生林の中を3km歩きました。

小川の透き通った水で少しの間童心に戻って遊びました。
ガイドの方が丁寧に植物のレクチャーをしてくれました。
帰りのバスではみな疲れて・・・写真の通りです。

いよいよ語学研修の半分が過ぎてしましました。
ここからは飛ぶように時間が過ぎるので思い出を一つ一つ形にしてほしいと思い

 

 

○7日目

今日は朝から大雨でした。
泉北生にとっては酪農農場の見学なので、少し残念だったのですが、
BC(ブリティッシュコロンビア州)にとっては恵みの雨でした。
水の使用規制がLevel3(最大4)の状態で、芝生の水やりや洗車もできない状態、
山火事も頻繁に起こり、大変な状態でした。
生徒たちも、ホストからそのことを聞いており、雨に感謝していました。
早くもグローバルな視野を持ち始め、自己中心的に考えない姿勢は本当に感動でした。

酪農業の見学を雨の中行い、乳しぼりも体験させてもらいました。
授業では千と千尋の神隠しを英語劇にしてお別れ会に皆ですることになりました。
英語を話すうえで感情を込めることはとても大切です。その訓練には理想的です。

今から楽しみです。皆頑張っています。笑い声が絶えない良いグループです。
今は土曜日です。最後のホストとの週末を満喫していることと思います。

 

 

○10日目

いよいよ最後の週が始まりました。
めいめいに最高の週末を送れたようで、日記にもたくさん報告をくれました。

帰国の日が近づいてきているのか、「帰りたくない」という声が聞こえてきます。
今日は、授業の中でゲームをしました。
ゲームになると疲れが吹っ飛ぶのか、とても元気になります。

午後からはカナダの原住民(first nations)の子孫の先生から、文化や
郷土品の説明を受け、その後、小さなポーチとキーチェインを作りました。
各々がユニークなデザインで作ってくれました。

 

 

○11日目

すっかり英語にも慣れていきました。
ほとんど聞き取りができるようになりましたが、
やはり話すとなると、なかなか思い通りに言葉が出てきません。
きっとその思いが、今後の学習に大きく影響を及ぼすことと思います。
今から楽しみです。種は全員にしっかり植えられました。どんな花が咲くのでしょう!

今日は授業の後、リサイクルセンターへ行きました。といっても学校から歩いて5分の
場所です。そこで実際に缶・ビン・ペットボトルに分けました。
センターの方から「地球の日」について教えてもらえました。その日は世界中で1時間
電気を使わないそうです。

中々の匂いと、ジュースやアルコールにつられてやってくるミツバチなど、
最初は嫌な顔をしていましたが、意義と、生活に定着しているリサイクルを体感し、
熱心にボランティアをしていました。
この熱心な取り組みこそ、これからの日本に必要な意識だな、と思いながら
頑張り屋さんの生徒を目を細めてみていました。

 

 

○12日目

今日は一日バンクーバーを観光しました。
キャピラノ吊り橋やネイチャーウォークでは浸食された渓谷を見学しました。
70m下にある川を見下ろし50mの揺れる吊り橋を歩くのは初めての体験だったに違いありません。
きゃーきゃー言いながらも、往復していました。

自然の中で、楽しんだ後は、バンクーバーの港で自分で昼食を買い、食べました。
その後Sea Busに乗って市内へ。オリンピックの聖火台を見学して、お土産を買いました。
限られた時間の中だったので、満足な観光はできませんでしたが、観光旅行はまた別の機会に
ぜひ戻ってきてしてほしいと思います。観光旅行では絶対に経験できない体験を2週間にわたりしてきました。
それこそ語学研修の醍醐味です。次来るときには、きっとホストファミリーが歓迎してくれることでしょう。

 

 

○13日目

今日で語学研修の日程がすべて終了しました。
お別れパーティーでは必死に練習した千と千尋の神隠しの劇を行い、出席してくれた
ホストファミリーから暖かい拍手をもらいました。
修了書を受け取るときには涙を流す生徒もいました。
皆が温かく愛に包まれた本当に感動的なひと時でした。
その後多数の生徒が学校に忘れ物をするというハプニングもありましたが、
明日しっかりと指導して、視野の広い、心が動いても理性や冷静さを保てるような
世界人になってもらいたいと思います。
素晴らしい会を催していただいた全ての関係者の皆さんに本当に心から感謝いたします。

その日の月がベーカー山に映えて本当に感動的な景色でした。心残りをたくさん持って今回は
カナダを去りますが、それでいいと思います。次来るときにはこうなって!っていうような目標が
できた人間は今後の努力を惜しみません。
セカンドホームができたこと、本当に心から誇りに思います。

家に着くまでが語学研修!無事に保護者の皆様に一回りも二回りも大きくなった生徒をお届けします。

 

 

 

○最終日

ついに最終日になりました。
「これはさよならじゃない」

「いつでも帰っておいで」

そんな言葉をかけてもらいながらバスば旅立ちました。
でも涙はありませんでした。またいつか帰ってくること、帰ってくるときはもっと人間的にも知識や経験ももっと増やして帰ってくる。
そう決意したのでしょう。
様々な人にお世話になり、愛され、育まれてきたこと、日本にいるときは気づかないそんな些細なことも感じ取れる良い旅でした。

空港へのバス中で、昨日の忘れ物などのうっかり行為について指導しました。しっかりと耳を傾け、次へのステップアップにつなげてくれると確信できる姿勢でした。誇りに思います。

たった2週間でしたが本当に成長してくれました。ただの石は磨いてもダイアモンドにはなりません。輝きだした15人はきっと原石なのでしょう。

 

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