2016年度 ハワイ海外語学研修
- 2016/8/20
- 海外語学研修
2016 ハワイ海外語学研修出発報告
ハワイ大学での語学研修に向けて15名が無事に出発しました。
しばらくの家族とのお別れを惜しみました。
元気に行ってきます!
ハワイ大学研修 ホノルル到着
ハワイ大学研修15名、無事にホノルル空港に到着しました。
天候はあいにくの雨です。熱帯性低気圧警報が出ている中到着しました・・・。
時差が19時間、失った時間を取り戻し、今生徒はハワイ大学へ行く前のしばしのワイキキの中心部で観光を楽しんでいます。
この後ハワイ大学にてウェルカムレセプションです。
全員元気です。目に映る景色を興奮しながら楽しんでいます。
その模様は画像と共に夜に掲載します。
ハワイ語学研修2日目終了
ハワイ大学での研修がいよいよスタートしました。
昨日とはうって変わって真っ青な空のいかにもハワイ!という気候でした。
午前中に歓迎会を開いていただき、そこで2年生3名が素晴らしいスピーチを
してくれました。大学関係者の皆さん大絶賛でした。
その後は授業が始まり、各グループに分かれ英語の授業を受けました。
ホームステイする週末があいにくの雨になるという予報を知った生徒の提案で
午後からは公共交通機関を利用して目的地に向かうというMissionを行い、
ゴールはハワイと言えばサンセットビーチということでワイキキビーチの夕焼けを
見に行きました。世界の観光名所に立ったことが嬉しかったようです。
毎日、何かしらのミッションを行っていますが、一度経験すると次からは
嘘のように簡単にできるようになります。その最初の勇気を常に持ってもらえれば
人生は変わっていくのだと思います。少なからず15人のメンバーの中で少しずつ
変わってきている気配がします。残された日々を大切に明日からまた頑張ります。
ハワイ語学研修5日目終了
今日は朝からワイキキへ行き、スカベンジャーハントをしました。(スカベンジャーハントとは紙に書かれた町中に散らばるミッションを町の人に聞きながら解決するというアクティビティです)
先日のワイキキビーチは前日の雨で少しくすんでいたのですが、今日は晴れが続いた後の海で、美しいエメラルドグリーンでした。どこを撮っても絵葉書のような景色で、こんな中で英語を学びながら町と人と会話ができる生徒は幸せだなぁ、と思いました。
ミッションが終わると、TEDDY Burgerといローカルには有名なハンバーガー屋さんで昼食をとり、一同ハナウマ湾へシュノーケリング体験へ行きました。ビーチに続いてビーチでしたが、また少し違ったファンタジーな景色の中、熱帯魚や100種類はいようかという生物を目の当たりにしていました。初めての体験の生徒もいましたが、皆頑張って水面から魚を見ていました。
ハナウマ湾は実はハワイで最も溺死者の多いスポットでもあります。正しく、ルールを守れば大丈夫ですが、わずかな油断で潮に流されたり、シュノーケルが外れたりすることでパニックになるようです。数名の生徒がルールを守らなかったため、厳しく注意をしました。世界観を広げ、国際人としての認識と知的好奇心を広げることが生徒の役割です。付き添い教員の仕事はそんな彼らを見守り、時にアドバイスすることも大切ですが、何より無事に家族のもとへ帰すことが第一優先です。今後も、親代わりとして、ダメなものはダメと厳しく指導させていただきます。明日が終わればホームステイ、色んな知識を詰め込んでハワイの家庭の一員になります。実り多き、忘れがたきものになることを祈っています。
ハワイ語学研修6日目終了
今日はフレディ先生の授業を受け、午後にはInterchangeでハワイ大学生と少人数で会話をしました。
だんだん聞き取りもできるようになり、相手の言っていることが分かるようになった、と生徒全員が言っています。
「相手が伝えたい気持ちを理解する」ことが可能になると、次は「相手に気持ちを理解してもらいたい」ようになります。
ここからが少し大変な階段です。ハワイにいる間には決して完成するものではないと思います。でも、しっかりと、きれいに整地された土の中に、決して枯れない種を植えることができました。あとは、すくすく伸びていく中で、ここでの経験を肥料にして自分の思う以上の大きな花を咲かせるだけです。できるという喜びは、できないということを乗り換えてこそより強烈に印象付けられます。
カナダやセブ島でも仲間が頑張っています。色んな世界を見て帰って来た時に、地球人として会話に参加できるよう、明日からのホームステイをより充実したものにしてもらいたいものです。
体調不良者は、数名出ましたが、全て回復しています。皆が笑顔いっぱいで生活を満喫しています。
授業が終わり、日本でも有名になっているLeonarrd’sのマラサダを食べに行きました。甘すぎず、もちもちの食感のカスタードが入った揚げパンです。値段も手ごろで本当においしかったです。いつか、ご家族でハワイに行かれた際は、きっとお子さんが案内から注文までしてくれると思います。
ハワイ語学研修7-8日目終了
週末はホームステイをしています。
土曜日は不安な顔をしながら、それでもホストファミリーの温かいハグや笑顔に安心して旅立っていきました。
毎度この光景を見ると、親の目線になってしまいます。不安なのは最初の1時間くらい。若さと、ここまでに学んだ英語力で忘れられない思い出を作ってもらいたいものです。
明日はもう最後の授業です。
その後、お別れパーティーをして修了書をもらいます。
ダイアモンドヘッドの下見に土曜日行きましたが、中々の道のりです。登山ではないのですが、暑さと、階段と、真っ暗なトンネルと…試練を目の当たりにして最後の頂上を目指します。
時間をかけてゆっくりと、けがをしないように登ります。そして到着した先には、何とも言えない感動が待っています。
英語学習と同じですね。今やもう戻れない英語力の必要性。グローバルマインドの育成。時にもう一杯いっぱいになることもあると思いますが、道が続く限り、進み続け、その先にある素晴らしい何かに到着してもらいたいものです。
写真は、ホストファミリー対面前のナーバスな顔です。(ドナドナが聞こえてきそうな感じです)
個人情報もあるので、その後対面した後の写真は、DVDでお楽しみください。
皆(ひきつった)笑顔で旅立ちました。
ハワイ語学研修9日目終了
何とも長く、密度の濃い、そして忘れられない一日が終わりました。
朝にはホストファミリーとの別れ、午後にはフェアウェルセレモニーで大好きなフレディ先生との別れ、そしてその後ダイアモンドヘッドへ、残された時間を惜しむように、またしてもワイキキでの最後のお土産を買う時間。
そして夜のミーティングでは、観光と、語学研修の違いを考え、また、世界一の観光都市であるハワイから、今後の日本は何を学び、どのような信条・心情で海外からの人々を迎えるのか?
なぜハワイの人々は日本語が堪能なのか、日本人が母国語を話してもらえると安心し、嬉しい気持ちになるからであり、その結果リピーターが増える、そうすると観光経済が盛り上がる。正にウィンウィンな関係になる。そういったヒントをしっかりと吸収し、持ち帰ったとき、この語学研修に意味が生まれ、生徒たちの未来に意義が生まれます。
ホストファミリーとはたった2日しか時間を過ごしていませんが、ハワイの暮らしを少しだけ垣間見たことと思います。
そうして、おもてなしの心を学び、いつしか誰かに同じように接してくれることでしょう。
大好きなフレディ先生は最後にも強い言葉をくれました。「挑戦し続ける心を!」「今よりももっと素晴らしくなるという信念を!」「いつしかハワイに帰って来た時に自信を持って英語で話しましょう。」
ディレクターのスーザンは言いました。「1週間で英語力が伸びるものではない。でも伸ばしたいという気持ちが強く心に育った1週間になったはず。」
ダイアモンドヘッドに行く前に、伝えました。「長い道のりで、直射日光で、暑いししんどいし、辛いけど、登った時の感動は行った者しか分からない。」全員がそれぞれのペースで、ワイワイ言いながら、結構簡単に登りました・・・。次はもっと高い山に挑戦して、英語学習と比較してもらいたいと思いました。でも眺めは最高でした。
その後、ワイキキでは勝手知ったる感じで買い物をしていました。スカベンジャーハントを乗り越えた生徒たちは、もはや誰かに尋ねることは難しいことではなくなっていました。誇らしい限りです。ここからもっともっと日常生活ではなく、恋愛話や、人生相談、政治や社会、夢や希望や日本人として世界でどうあるべきか、の「在り方」を英語で話せるようになった時、「私の人生のターニングポイントはハワイでした。」と言える時が来るのでしょう。そのための手助けは惜しみません。
チームハワイは、明日帰国の途につきます。ハリケーンが迫っているそうです。嵐の後に到着し、嵐の前に旅立つというとってもラッキーな研修でした。
家につくまでが語学研修。気を引き締めて最後まで泉北生らしく、明るく元気なチームハワイらしく帰ってきます。
写真が大量です。「あぁ、この写真がこのときかな?」とイメージしてご覧ください。帰って来た時に、きっとノンストップでいろいろな土産話をしてくれるはずです。フェアウェルセレモニーの写真は都合により数枚ランダムにピックアップしていますが、生徒はそれぞれ持っていると思います…、ない場合は、何度も言ってますが、DVDでお楽しみください。
予定通り8/3にハワイから15名の生徒と1名の引率教員が無事に帰国しました。みんなよい時間を過ごせていたことが伝わる笑顔が印象的でした。