SGH・SSHボルネオ海外研修

SGH・SSHボルネオ海外研修
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研修の総括

1日目

8月14日(月)、ボルネオ海外研修に参加する生徒8名、教員3名が無事に関空を出発しました。
お盆ということもあり空港は大変混雑していましたが、無事にチェックインを済ませ、お見送りに来てくださった保護者の方と抱き合いながらしばしのお別れ。無事に帰ってきますと約束して、飛び立ちました。

マレーシアに到着して、市内に移動して夕御飯。今日はみんなで円卓を囲んで中華料理を食べました。日本人にも合う味付けで、みんな「スダッ!、スダ!」(マレー語で美味しいという意味です。)と言って、おいしそうに食べていました。

その後は、ホテルに戻って明日のSatiawangsa校での発表に向けて最終打ち合わせ。結構遅くまでかかりました。明日も朝早いですが、みんな起きれるかな?少し心配です。
発表に向けて夏休みも集まって準備をしてきました。明日はその成果をしっかり出し切ってくれることを願っています。

2日目

今日はSatiawangsa校でのプレゼン発表の日です!
学校に着くとすぐに朝の全校集会にてご挨拶。本日、8月15日は日本の終戦記念日ということで、平和への祈りも込めて挨拶をしてくれました。

それでは、いよいよプレゼン発表です!テーマは持続可能性ということで、SSHは地球の環境問題、泉北高校の紹介をしました。SGHは大豆について日本の文化と絡めて紹介、金属、原子力発電についての発表をしました。英語での発表ということでみんな緊張していましたが、笑いもとれて?(さすが、大阪人!)和気あいあいとした良い発表になったと思います。

その後は、Satiawangsa校の生徒のみなさんに校内を案内してもらい、薬物防止の掲示物や支援学級の見学などをさせてもらいました。手作りのストラップをもらいました!

お昼ご飯をいただいて、いよいよお別れです。始めは緊張してなかなか話しかけることができなかった生徒もSatiawangsa校のフレンドリーな生徒のみなさんのおかげで、すぐに打ち解けることができ、楽しい時間を過ごすことができました。言葉はうまく通じなくても、一生懸命伝えよう、相手を理解しようと思う気持ちで人と人とは繋がっていくのだなと生徒たちの様子を見ていてとても感じました。
この後も、研修を通してたくさんの出会いがあります。失敗を恐れずに、積極的に関わっていってくれたらと思います。

Satiawangsa校のみなさん、8月28~29日に泉北高校で開催されるSGH国際会議でまたお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。

夕ご飯はお鍋でした!今日はみんなクタクタのことでしょう。ゆっくり休んで、明日からのボルネオ島に備えましょう。

3日目

この日は、モンゴルバル村にホームステイということで、電波が悪く更新ができませんでした。

今日からいよいよボルネオ島です!朝早く起きてボルネオ島に向けて飛び立ちました。
到着するとすぐに、ロッカウィ動物園に行きました。
絶滅危惧種にも指定されているオラウータンやボルネオ島でしか見られないテングザル、ボルネオ象などのたくさんの動物を見ることができました。

そこからバスで3時間ぐらいかけて今日お世話になるモンゴルバル村へ移動しました。
道中、ローカルのお店にて果物を買いました。そこで、世界一臭い果物で有名なドリアンを食べることに!(ドリアンはホテル持ち込み不可。車に入れての移動はにおいがきつくて耐えられないとの理由でここでしか食べるチャンスはありません!)みんな人生初のドリアンはどうだったでしょうか?匂いに耐えられないと渋い顔をしている生徒がたくさんいましたが、案外いける!と食が進んでいる生徒もいました。これも、良い経験ですね!

もう少し車で走り、山を越え、川を渡り(橋を利用せず!笑)、ついにモンゴルバル村に到着しました。今日のお風呂は川での水浴びです。少し水が冷たかったですが、みんな楽しそうにしていました。

村の人が手作りしたブレスレットやコースターなども売りに来てくれました。ごはんもとてもおいしかったです。この日は、ホームステイ先の子供たちと夜遅くまで遊び、たくさん交流することができました。

4日目

今日は朝からモンゴルバル村にあるウルスナガン小学校を訪問しました。全校生徒は130人。大きな運動場があり、とても開放的で素敵な学校でした。到着すると子どもたちがかけよってきて、盛大に迎えてくれました。この村の子どもたちは、本当に人懐っこくてかわいいです。

そこではソーラン節を披露しました。小学生のみなさんはビーズが刺繍された素敵な民族衣装を着て、民族舞踊を披露してくれました。

他にも、ホームステイ先ではゴムの木から樹液を採取したり、吹き矢の体験をしたりしました。ほぼ、自給自足で暮らしているモンゴルバル村ではゴムの木の樹液から作った生ゴムが重要な収入源の一つだそうです。

楽しい時間はあっという間で、いよいよお別れです。別れを惜しむ生徒の姿がたくさん見られました。日本では体験できないようなことをたくさん体験できた今回のホームステイ。モンゴルバル村での生活は日本の生活に比べたら不便なこともたくさんあるけれど、決してそれは不幸なことではなくて、家族や村の人たちを大切にして、のんびりと穏やかに暮らすことってすごく幸せなことで、幸せのかたちはいろいろあるんだなと感じました。生徒自身もいろいろなことを感じたと思います。それをこれからの生活に活かしていってくれたらなと思います。

5日目

今日は、サバ大学の生物多様性センターを見学しました。
午前中は、白井先生とチャールズ先生から日本とマレーシアとの違いやマレーシアの環境問題について講義をしていただきました。

その後は研究所の中を案内していただき、日本では見られない動物や植物をたくさん見ることができました。サバ大学の学生の方と一緒にお昼ご飯もごちそうになり、楽しい時間となりました。

午後からは、大きな網をもって学校のまわりへ昆虫採集に出発!!自分たちで捕まえた昆虫を標本にしました。初めての標本づくりに戸惑っている生徒もいましたが、みんな積極的に取り組んでいました。これもいい経験ですね。

この後は、クリアス川のリバークルージングに向かいます。野生のテングザルやホタルが見れたら最高ですね!では、いってきまーす!!

リバークルージング行ってきました!
17時半ごろに到着し、ボートに乗っていざ出発!マングローブ林を流れる川をボートで進みます。
お目当てのテングザルやホタルも見ることができました。木がイルミネーションのようにキラキラと輝いて、とても幻想的でした。

6日目

今日は朝からピナンパン村を訪問して、NPO法人「CLEAR」のみなさんの活動を見学しました。河川の浄化、コンポストの利用法など環境問題を解決するためにさまざまな取り組みをされていました。

竹で作られた船にも乗せてもらいました!この川も昔は魚がたくさんいたそうですが、工場や家庭からの排水で川は濁り、今ではとても少なくなってしまったそうです。私たちもできることから少しずつ環境のためにやっていかなくてはならないと改めて思いました。

お昼ご飯をごちそうになり、お土産を買って、空港に向かいます。毎日いろんな学びや出会いがあり、本当に濃密な1週間でした。ハードスケジュールで体調を崩してしまった生徒もいましたが、なんとかみんな揃って日本に帰ることができそうです。この研修を通してお世話になったみなさま、本当にありがとうございました。

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