プロジェクト型Global&Science CAMP 第2日目

研修2日目はAとB班に分かれてフィールドワーク。A班は午前は針江漁港に行きました。「湖西漁業協同組合」の山川氏の案内のもと、
水草狩機(写真1)を見せて頂いたり、様々な網や器具を見せてもらいながら魚の獲り方を教わりました。良い天気に恵まれて、湖の側にゴザを引いてもらい、生徒たちも興味深々で話を聞いては、昨日の講義で教わった事を思い出しながら山川氏の質問に答えていました。網投げの体験もさせてもらい、投げた時に均等に網を広げることの難しさも学びました。昨日学んだ外来魚やびわマスの実物も見せてもらい、生徒たちの中での漁業に関する課題発見に繋がっていくと思います。
午後前半は生水の郷で水質調査を行い、水が澄んでいる様に感動しました。その清らかな水で育った獲りたてのきゅうりやトマトを試食させて頂き、あまりにもの美味しさに大興奮。今日最後の研修はアドベリー生産協議会代表の梅村氏による講義でした。どのようにアドベリーを広めていったのか、どのように地域活性化に役立てていったのか、といった具体的な話をしていただき、生徒たちも刺激を受けて沢山の質問が飛び交いました。充実したフィールドワーク尽くしの1日でした。
夕食には、漁港の方が獲った琵琶マスの唐揚げが出ました。美味しくて感謝です!

Bグループは、滋賀県高島市にあるくつきの森事前研修センターにて、午前中は森林探索、午後は森林に関する講義を受けました。
森林探索では、高低差120mほどのコースを、センター長の海老沢さんに案内してもらいながら周りました。生物の授業で学んだ植生の知識を実際に見ることができたり、木肌に残された引っ掻き傷から熊や鹿の存在を間近に感じられたりしました。また、サワガニやカゲロウなどの綺麗な水にしか住めない生き物やカエルやカブトムシ、クワガタなど堺市ではあまり見かけない生き物も見られ、生徒たちも非常に喜んでいました。

午後の講義では、日本のいろいろな森林を紹介してもらった後、ここ100年での日本の自然の変化や朽木村の山で今起こっていることなどを教えてもらいました。朽木村の山では現在、鹿の増加により植物や木の数や種類が大きく変化しています。里山保全のためには鹿を減らす必要があります。一方で、人間が自然に介入し過ぎると自然のバランスが崩れてしまいます。

講義の後のグループディスカッションでは朽木村の山の自然を守る方法について話し合ったのですが、正解が分からない問いに対しても、皆熱心に議論を交わしていました。40年、くつき山の自然保護に携わってこられた海老澤さんの言葉一つ一つに重みがありました。生徒たちは、今日の経験で里山への愛着が湧き、自然を大切にしたいという思いが高まったようです。
海老澤さん、ありがとうございました。

記録のために本日観察した生物の一部を紹介しておきます。

スギ、コナラ、アスナロ、神樹、モリアオガエル、モミ、ホオノキ、ヒカゲノカズラ、イチヤクソウ、シマヘビ、アカハライモリ、アリジゴク、カブトムシ、コクワガタ、ツチアケビ、ババヤスデ、サワガニ

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