マルタで過ごす最後の日となりました。
今日はEsplora Interactive Science Centre に向かいました。ecosystem, food chainという部分に特に注目したワークショップでした。
研修も終わりに近づき、疲労がピークでしたが全員が真剣に相槌をうちながら、聞いていました。
総合科学科の生徒も参加しているので、サイエンスは興味深かったかもしれません。

後半は、ジェンガで遊ぶ、のかと思いきや、色付きジェンガで食物連鎖のバランスの重要性を、SDGsにも繋がるような、海洋問題や温暖化問題、森林破壊問題といった内容に関連付けながら楽しく学んでくれていました。
その後、サイエンスセンターの中で、様々な体験型の展示物に触れながら楽しんでいました。

体験後はセンターの中でランチを食べました。ランチの中にメロンパンが入っているというコーディネーターの粋な計らいで全員のテンションが上がっていました。
サイエンスセンターといえど、建物の外観がマルタとマッチしていることがとても印象に残りました。

昼食後、最後の語学学校の授業を受けました。
各教室で修了式を行い、修了証を受け取りました。
回数が少なかったのもあり、生徒たちはもっと受けたいと思っているようで、物足りなさを感じていましたが、その渇望を今後の学校生活に活かしてくれると確信しています。

 

英語をもっと話せるようになりたい。英語をもっと聞き取れるようになりたい。もっといろんな世界の人々と話ができるようになりたい。そんな思いが強くなる研修でした。

きっと悔しさや、後悔があると思いますが、それを糧にできるのが若さです。できないことを知る、そしてできるようになるために何度もチャレンジする。それこそが高校生の醍醐味だと思います。
地中海に浮かぶ小さな島は、生徒たちに大きな宿題を与えてくれました。提出不要ですが、どんな答えを出すか楽しみです。

明日でいよいよ最後です。午前中最後の観光をし、飛行場へ向かいます。

研修中に体調を崩した生徒もいました。咳が出たり、熱っぽかったり、それでも親には心配をかけたくない、とひとりで踏ん張って時に涙を流す生徒もいました。親の立場で見ると心配で思わず手を差し伸べてしまうのですが、寂しいや辛い、帰りたいと決して言わず、自分の力でなんとかしようとしている姿に心打たれました。帰国した際はよく頑張ったと労ってあげてください。とても頼もしい29人でした。
たった7日間ですが、マルタの街や交通事情、狭い路地にも適応して颯爽と歩いています。もう観光客には見えません。
明日20時間の旅路が待っています。パッキングして、元気に帰国できるよう、早く寝ていっぱい食べて元気に帰って来ます!

ドバイで予定等が変更になった際は、再度こちらで連絡します。

 

( その⑧  Final→ )

最新の投稿

  1. 在校生/保護者の皆さまへのページ に本年度進学者用 日本学生支援機構奨学金についての案内を更新しま…
  2. 4月20日の読売新聞オンラインで、以下の記事が紹介されました。 『ノーベル賞学者が提唱の「ナッ…
  3. 4月8日、新2・3年生が体育館に集まり、1学期の始業式が行われました。 新着任の先生方…
  4. [pdf-embedder url="https://semboku-h.ed.jp/wordpre…
ページ上部へ戻る